パクリもまた市場経済の一部=米国は中国の成長を応援するべきだ―米メディア

Record China    2010年8月5日(木) 21時49分

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7月31日、米経済メディア・マーケットウォッチは記事「中国が直面しているチャレンジは我々のチャレンジでもある」を掲載した。写真は上海市のデパート。

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2010年7月31日、米経済メディア・マーケットウォッチは記事「中国が直面しているチャレンジは我々のチャレンジでもある」を掲載した。8月4日、環球時報が伝えた。以下はその抄訳。

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まもなく迎える中国の変化。米国は傍観者となってはならない。なぜならば中国の転換は米国の経済と生活に強く影響するからだ。現在、中国は輸出主導型から内需主導型経済への移行を試みている。ただし移行のペースは遅く、同時に輸出の確保にも尽力している。海外企業は中国の対外資企業政策が競争の邪魔をしていると不満に思っているが、しかし、中国を悪しきものと見てはならない。彼らは自国の利益に基づいて行動しているだけだ。

まじめな技術革新もあるいは剽窃も同じく市場競争の一部に過ぎない。初期のシリコンバレーでは、ハイテク企業間の特許訴訟で弁護士たちが稼いでいたことを思い出すべきだ。また労働コストの上昇が取りざたされているが、中国のコストは上がったとはいえ、まだ先進国よりははるかに低い。中国生産の優位性はしばらくの間、失われることはないだろう。

また中国メーカーは現在、さらに精密な製品を作り出すようになっている。もはや靴下、下着、木製玩具だけを作る国ではない。マッキンゼー・アンド・カンパニーのリポートによると、2009年、中国の通信機器製造大手・ファーウェイの特許は世界をリードしていたという。

1995年、ビル・クリントン元米大統領は「強大な中国よりも弱い中国のほうが恐ろしい」と発言した。間もなく米国人はこの発言が正しかったかどうかを知ることになるだろう。(翻訳・編集/KT)

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