コンセントに挿すだけでネット接続、福建省でPLCの試験運用がスタート―中国

Record China    2010年8月3日(火) 14時17分

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2日、福建省で、政府が推進している「三網合一」に高速電力線通信(PLC)を加えた「四網合一」が試験的に運用されることになった。資料写真。

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2010年8月2日、中国広播網によると、中国政府は通信、放送、インターネットをネットワークで融合させた「三網合一」を推進しているが、これに高速電力線通信(PLC/BPL)を加えた「四網合一」の試験運用が福建省福州市においてスタートすることになった。

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ブロードバンド通信として電力線を利用した高速電力線通信モデムは中国では俗称として「電力猫」と呼ばれている。これを220Vの一般的なコンセントに挿してPCとつなぐだけでインターネットが利用できるようになり、新たにケーブルを敷設する必要がないため、低コストで安全かつ高速なブロードバンド通信の利用を広げることが可能となる。

現在まで中国政府からサービスに関する公式発表はないが、福建省電力科学研究院の専門家は、「三網合一」も推進が進められている段階で、「四網合一」を実施するには政府の協力が不可欠だとし、技術的にも今後さらなる成熟が待たれると話している。(翻訳・編集/岡田)

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