埋蔵量10億トン以上の新たな炭田を発見―遼寧省鉄嶺市

Record China    2010年7月31日(土) 21時26分

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30日、遼寧省鉄嶺市昌図県で推定埋蔵量10億トン以上の新たな炭田が発見されたことが分かった。

2010年7月30日、中国広播網によると、遼寧省鉄嶺市昌図県でこのほど、推定埋蔵量10億トン以上の新たな炭田が発見された。

炭田を発見したのは、08年から同地区で石炭とメタンガス(コールヘッドメタン)の探索プロジェクトを担当してきた中国東北煤田地質局の101探索チーム。同チームはこれまでに22か所で試掘を行ってきており、今回初めて探り当てたのが推定埋蔵量10億トン以上の大炭田だったという。

石炭層は地下1200〜1500メートルにあり、厚さは0.8〜9.13メートルの幅で広がっている。同チームによると、地下1500メートル以内で大炭田が発見されたのは初めてで、地質調査分野において極めて重大な意味を持つ発見だという。今回の発見によって、同地区の22か所の試掘ポイントでも炭田が発見される可能性が出てきたとしている。

また、今回発見された炭田のメタンガス埋蔵量は80億立方メートルと見積もられており、年間供給能力10億立方メートルのメタンガス基地の建設が可能だという。(翻訳・編集/HA)

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