太りすぎの妊婦は7割、巨大児の出生率は10%以上―中国

Record China    2010年8月1日(日) 7時21分

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28日、中国本土の妊婦の73%が、WHO(世界保健機関)が推奨する体重増加幅を超えていることが分かった。写真は09年8月、海南省海口市で開かれた妊婦のボディペインティング・コンテスト。

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2010年7月28日、中国本土の妊婦の73%が、WHO(世界保健機関)が推奨する体重増加幅を超えていることが分かった。中国新聞網が伝えた。

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記事によれば、4000グラム以上で生まれる「巨大児」の出生率は10%を超え、帝王切開の実施率は60%に達した。妊娠中の体重増加が15キロを超えた妊婦は80%に上った。中国衛生部によると、妊婦の体重が増え過ぎたせいで帝王切開に至った例は56%を占めている。

中国では体重管理という概念が浸透しておらず、「妊婦はたくさん食べて栄養を摂るべきだ」という考えが主流だ。大事にされ過ぎて運動量も不足気味となり、プラス20キロを超える妊婦も少なくない。

しかし、妊婦の太り過ぎは母子ともにリスクが高いことから、中国衛生部は04年から15省・市の25か所の産婦人科で、体重管理の重要性を説く「健康教育プロジェクト」を始動させた。今年はさらにこれを17省・市の30か所の産婦人科に増やしたいとしている。(翻訳・編集/NN)

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