2010年7月26日、中国人ブロガーによる記事「結婚するならバツイチ男！？」が、中国のブログサイト・新浪博客に掲載された。以下はその内容。

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最近ネット上で「90後」（90年代生まれ）の若い女の子が書き込んだ「バツイチ男性との真剣な出会い」を求めるスレッドが、大変な反響を呼んでいる。この女性は「バツイチ男性は宝。結婚したい」とかなりご執心の様子。彼女が求める条件は「本籍地問わず、お子さんの有無も関係なし」だが、その代わり「安定した職業、持ち家、車のどれか1つが備わっていること」なのだとか。

どうやら10代後半の若い女の子にとって「バツイチ男性」とは、成熟した大人の男性というプラスのイメージが強いらしい。車に例えるなら、慣らし運転が必要な新車より、ある程度走った車の方がメンテナンスさえ気をつければ乗り心地が良いというわけだ。バツイチ男性は「社会的地位が高い」「お金を持っている」「今さら苦労する必要がない」「1度失敗しているから次は大事にしてくれそう」など、オイシイところだらけだと言うのだが…。

だが、それほど素晴らしく完璧な男性が、なぜ妻子と別れることになったのだろう。離婚の原因が男性側にあるとしたら、再婚しても同じことを繰り返さないだろうか？それに、再婚しても前妻や子供との縁は一生続く。定期的に会うこともあるだろう。若い女の子はヤキモチを焼かずに済むのだろうか？

さらには養育費の問題もある。子供が大学進学や留学したいと言えば、その分を全額負担する可能性もある。そして、1度失敗しているからこそ、2度と「永遠の愛」など信じないと思っていたとしたら？「バツイチ男性は宝」などという妄想は捨てた方が良い。現実を見据えてそれでも彼が良いと思って結婚するのでなければ、新たなバツイチ女性が増えるだけだろう。（翻訳・編集/NN）