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26日、国際労働機関による調査報告書から、アウトソーシングで後進国の就業機会が増加していることが分かったが、労働条件が悪く精神的なストレスも大きいという。写真はインド。
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2010年7月26日、聯合早報によると、国際労働機関(ILO)による調査報告書から、グローバル企業のアウトソーシングで後進国の就業機会が増加していることが分かった。しかし、その労働条件は劣り、精神的なストレスも大きいという。
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ILOはこのほど、インドやフィリピン、ブラジル、アルゼンチンの受注しているアウトソーシングについて初めて本格的な調査を行い、こうした国々が国際的な大企業から得た仕事にどのように対応しているのか実態を明らかにした。こうしたアウトソーシング市場は総額900億ドル(約7兆8200億円)に上り、最もシェアが大きいのはインドで、これにフィリピンが続いた。
アウトソーシングは現地を基準にすれば給与などの面ではそう悪くないものの、時間外労働が激しいなど労働環境にはまだまだ改善の余地があると指摘され、主に企業のコスト削減により労働者の精神的なストレスは大きく、流動性も高いものになっているという。(翻訳・編集/岡田)
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