欧州の「伝説のファンドマネージャー」が指摘、中国の中小企業に投資価値あり―中国紙

Record China    2010年7月26日(月) 8時2分

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22日、「伝説のファンドマネージャー」の異名を持つアントニー・ボルトン氏はこのほど、「中国の中小企業には大きな投資価値がある」と指摘した。写真は今年4月、ボアオ・アジア・フォーラムに出席した同氏。

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2010年7月22日、欧州フィデリティ・インターナショナルの中国株式ファンド運用担当者で、「伝説のファンドマネージャー」の異名を持つアントニー・ボルトン氏はこのほど、「中国の中小企業は格段に良いバランスシート持ち、うち多くの企業はネット・キャッシュ・ポジションを持っている」と語り、「大きな投資価値がある」と指摘した。国際金融報が伝えた。

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ボルトン氏は「中国の中小企業の多くは素晴らしい成長性を秘めているが、西側の中小企業に比べると低く評価されている」と語り、今後中国株式市場の魅力が高まり、外国人投資家が投資する機会がますます増えるだろうと予想する。

注目の投資セクターについて、ボルトン氏は「中国は現在、人口が安定的に増加し、消費が著しく伸びる段階にある。しかし、消費支出がGDP(国内総生産)に占める割合はアジアの他の国と比較するとまだ低い」と語り、また、経済成長に伴って消費能力の高い中産階級が増加し続けると予想されるため、消費関連業界に注目しているとし、具体的な業界として「ブランド服飾品」「食品」「自動車」「小売」「サービス」「ホテル」「携帯電話」「メディア」などを挙げた。

また、株価が割安な状況にある注目の業界として金融、家電販売、ガソリンスタンドなど、逆に投資を見送るべき業界として重工業などを挙げた。(翻訳・編集/HA)

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