若年層に極秘婚が流行、理由は「職場では単身者が有利」―中国

Record China    2010年7月23日(金) 22時33分

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22日、中国の若年層の間で既婚の事実を隠す「瞞婚族」が増えているという。既婚者は職場でいろいろと不利な状況に立たされることが多いからというのがその理由だ。写真は上海の人気ナイトスポット。

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2010年7月22日、芸能人が人気のために既婚の事実を隠すことは時に見られるが、中国では一般の若年層の間でも婚姻を隠す「瞞婚族」が増えているという。既婚者は職場でいろいろと不利な状況に立たされることが多いからというのがその理由だ。中安オンラインの報道。

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あるサイトが行った調査によると、25〜35歳の既婚者で37%が「職場での優勢な立場を確保するため、既婚の事実を知られたくない」とした。これは特に女性に多いという。

あるネットユーザーは「結婚とは男女が合法的に共同生活するための形式にすぎない。しかし、もしそれが自身のキャリアにとって不利であるならば、多くの人はそれを隠すことを望む」と発言。「結婚生活はプライバシーの領域だから、公にする必要はない。わたしは同僚に既婚者であることを明かしていないし、会社の集まりに妻を帯同することもない。独身者の方が、仕事上でもより冒険できるからね」とその理由を明かした。

さらに女性の場合は、いつ訪れるかわからない産休や育児休暇を恐れ、大切な仕事を担当させてもらえないと不満を漏らす。また、結婚すると同僚からのアフター6のお誘いも激減。交際範囲が狭まり、社会から疎遠になるさびしさとともに、「早く家に帰れば?」とせっつかれるのも苦痛だという。

確かに、多くの上司は家庭に縛られる部下を使いにくいと感じるかもしれない。しかし、結婚することは人間を精神的に成熟させるものとも言えないだろうか?一部のネットユーザーは「結婚を隠すのは配偶者を傷つける行為」「家庭への責任感が薄れ、不倫へ発展するなど家庭の危機になりかねない」と反対を唱えている。(翻訳・編集/愛玉)

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