2010年7月20日、中国の華僑向け通信社・中国新聞社（電子版）は、複数の香港・海外メディアの報道として、中国は軍事威嚇に大人の対応ができるようになったと報じた。

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記事によると、中国軍は17日、黄海で軍事演習を実施した。これに対し、20日付香港「文匯報」は中国の軍関係者の話として、演習は特定の国家や事件を想定したものではなく、かえって中国が他国と覇権を争うつもりがないことを知らしめたが、万が一、他国が中国の核心的な利益を脅かすようなことがあっても、中国はそれを抑止するだけの十分な軍事的手段と措置を持っていると報じた。

また、香港紙「明報」は、米韓合同軍事演習への北京側の一連の対応を観察すると、かなり慎重で落ち着いていると指摘。シンガポール華字紙・聯合早報は、黄海は中国の政治や経済の中心に近い場所にあるため、中国政府が黄海の状況に特に目を光らせるのもごく当然のことだと指摘した。（翻訳・編集/NN）