「台湾の若者は抗日戦争を知らない」、抗日英雄の息子が本土の愛国教育を絶賛―中国メディア

Record China    2010年7月22日(木) 11時24分

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13日、日中戦争中に日本軍機を初めて撃墜した高志航空軍大隊長の子息の高耀漢氏が、「台湾で抗日戦争を知らない若者が増えた」と嘆き、中国本土の愛国教育を絶賛した。写真は盧溝橋事件から73年を迎えた7日、山東省のお年寄りが地元中学校で関連資料の展示を行った。

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2010年7月13日、日中戦争中に日本軍機を初めて撃墜した高志航(ガオ・ジーハン)空軍大隊長の子息で、台北在住の高耀漢(ガオ・ヤオハン)氏が、「台湾では最近、抗日戦争を知らない若者が増えた」と嘆き、中国本土の愛国教育を絶賛した。環球網が伝えた。

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1937年7月7日、日本軍と国民党軍が衝突し、日中戦争の引き金となった「盧溝橋事件」が発生。高大隊長は敵である日本軍機を6機撃墜し、英雄となった。台湾の馬英九(マー・インジウ)総統も崇拝しており、「私の憧れ」と名指ししたこともある。

だが、戦後73年が経ち、台湾では当時のことを知らない若者が増えているという。14歳の時に国民党軍により台湾に渡った息子の高耀漢氏はこうした現状を嘆き、「中国本土の愛国教育は台湾よりしっかりしている」と絶賛した。中国本土では現在、高大隊長の生涯を描いたドラマ「鷹魂―空軍烈士、高志航伝」の撮影が進められており、年末にはクランクアップする見通しだという。(翻訳・編集/NN)

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