Record China 2010年7月21日(水) 18時0分
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20日、子供に米国籍を取らせるために観光で渡米し、現地で出産する中国人富裕層が増えている。写真は7日、ハルビン市内で開かれた母親学級。
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2010年7月20日、複数の米華字紙によると、子供に米国籍を取らせるために観光で渡米し、現地で出産する中国人富裕層が増えている。中国新聞網が伝えた。
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お腹の赤ちゃんをわざわざ米国で産むため、出産予定日の3〜4か月前に観光で米国入りし、お土産に「米国籍ベビー」を持ち帰るという中国人富裕層が増えている。滞在費などで最低でも計2万ドル以上はかかるが、子供にとって人生で最も価値のある投資だと割り切っているという。米国籍があれば、米国の社会福祉制度の恩恵にあずかることができ、米国の大学にも容易に入ることができ、奨学金も申請できる。それに、米国籍の子供の親として自分たちも米国で安定した暮らしができるというものだ。
以前は台湾からの「出産ツアー」が8割を占めていたが、現在は北京と上海からだけで7割を占めている。中国本土の出産目当ての「観光客」の多くは医者や弁護士、企業の重役、芸能関係者などの富裕層だという。(翻訳・編集/NN)
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