世界最大のエネルギー消費国との報告に「信用に値しない」と反論―中国

Record China    2010年7月21日(水) 6時13分

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20日、中国国家エネルギー局総合司の周喜安司長は、中国が昨年、米国を抜いて世界最大のエネルギー消費国になったとする国際エネルギー機関(IEA)の報告に対し、「信頼に値しない」と反論した。写真は北京で増え続ける自動車。

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2010年7月20日、中国国家エネルギー局総合司の周喜安(ジョウ・シーアン)司長は、中国が昨年、米国を抜いて世界最大のエネルギー消費国になったとする国際エネルギー機関(IEA)の報告に対し、「信頼に値しない」と反論した。中国広播網が伝えた。

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IEAの報告によると、中国の昨年のエネルギー消費量は石油換算で22億5200万トンに達し、米国の21億7000万トンを4%上回って世界最大のエネルギー消費国となった。だが、これに対し、周司長は「IEAは中国の近年のエネルギー発展状況をあまり分かっていないようだ」と述べ、中国国家統計局が出した数値と異なっていると反論した。

周司長はまた、中国は近年、新エネルギー方面で米国を追い抜き、水力発電の設備容量、太陽光を利用した温水器の利用規模、原子力発電の建設規模、風力発電の設備容量がいずれも世界一だと強調。その上で、発展途上国でありながら省エネ、二酸化炭素(Co2)排出量の削減にこれほど強い意志で取り組んでいることを海外メディアや各国政府は重視すべきだと述べた。(翻訳・編集/NN)

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