2010年7月19日、中国のニュースサイト・中国経済網は、16日に公開された菅直人首相の総資産は2240万円で、北京の中心部で2LDKの不動産も買えないほどの少なさだと報じた。

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16日、菅内閣の閣僚らの資産が公開された。家族分を含めた総資産の平均は3286万円で、現行の公開制度になった01年以降最少だった。菅首相の総資産は2240万円で、政治家一家出身の鳩山由紀夫前首相の14億4269万円とは対照的に庶民派ぶりが際立った。記事は、菅首相を「史上最も貧乏な」首相だと紹介。それほど資産が少なくては北京の中心部で90平方メートルほどのマンションを買おうと思っても手が届かない、と報じた。

記事は日本メディアの報道を引用し、菅首相は東京都武蔵野市にマンションを2室、岡山市に実父から生前贈与を受けた山林や原野を所有しているとした上で、「株式を保有していない」ことを注目すべき点として強調した。（翻訳・編集/NN）