<サッカー>中国のモデルはスペインやドイツじゃない=「百年構想」を歩む日本に学べ―中国紙

Record China    2010年7月17日(土) 8時36分

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15日、法制晩報は記事「日本こそが中国サッカーの模範」を掲載した。「百年構想」を掲げ、着実に前進する日本サッカー。中国もこの隣国に学ぶべきだと提言している。写真は今年6月、中国対タジキスタンの親善試合。

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2010年7月15日、法制晩報は記事「日本こそが中国サッカーの模範」を掲載した。以下はその抄訳。

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国家体育総局サッカー管理センターの韋迪(ウェイ・ディー)主任は「中国サッカーはスペインから学ぶべきだ」と発言。国家体育総局の崔大林(ツイ・ダーリィン)副局長は「ドイツからもスペインからも学ばなければならない」と発言している。サッカーW杯南アフリカ大会は中国サッカーの行く先を探す助けとなったかのようだが、中国サッカー界トップの目には隣国・日本が見えていないようだ。

ドイツ、南米、欧州…。中国サッカーは世界のさまざまな潮流と接することになる。しかし中国スーパーリーグのレベルで、スペインやドイツのようなテクニックを学ぶことが可能だろうか。

中国代表は1987年の五輪アジア地区予選、98年の東アジア選手権で日本代表を2対0で破った。その日本が今や4大会連続でW杯に出場、うち2回は決勝トーナメントに進出している。中国が謙虚になりさえすれば、教師はすぐ隣にいるのだ。

中国サッカーには5年単位の計画しか存在しない。つまりサッカー協会トップが変わるたびに計画もやり直しだ。韋主任は5年間で男子代表をアジアトップに、女子代表を世界一流水準に復帰させる計画を提出した。前任者の唱えたW杯ベスト16入り、五輪ベスト8入りの計画はもはや誰にも見向きされないものとなってしまった。

一方、日本は1996年に「百年構想」を発表、最終目標を2050年のW杯優勝に置いている。中国のプランよりはるかに困難に思えるが、1999年のワールドユース準優勝、2000年のアジアカップ優勝、そして今年のW杯ベスト16入りと着実に前進している。(翻訳・編集/KT)

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