ジャッキー・チェン広告の中国製シャンプーから発がん性物質検出―香港誌

Record China    2010年7月15日(木) 12時33分

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14日、香港誌・壹週刊は漢方シャンプーメーカー・覇王集団の製品に発がん性物質が含まれていると報じた。報道を受け、覇王集団株は大きく値を下げている。写真は北京市で販売される覇王集団製シャンプー。

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2010年7月14日、香港誌・壹週刊は漢方シャンプーメーカー・覇王集団の製品に発がん性物質が含まれていると報じた。報道を受け、覇王集団株は大きく値を下げている。15日、銭江晩報が伝えた。

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香港公証所での検査の結果、米国で発がん性物質に指定されているジオキサンが検出された。ただし現時点で具体的な濃度は明らかになっていない。報道を受け、覇王集団の株価は14%も急落した。同社は、ジオキサンの量は世界的な安全基準をはるかに下回る濃度であり、人体への影響はないとの声明を発表、壹週刊を告訴する姿勢を示している。また、普通に販売されているシャンプーのほとんどにはジオキサンが含まれているとも主張しており、シャンプーや日常化粧品のジオキサン問題は業界他社にも広がるとの見方もある。

覇王集団製品といえば、ジャッキー・チェンの広告で一気に知名度を上げたことで知られる。報道を受け、事務所は「ジャッキーは海外滞在中で事件については知らされていない」と発表。ただし、覇王集団製品の品質を信じているとコメントした。また、覇王集団の新製品「追風」の広告に起用されたフェイ・ウォン(王菲)はコメントを発表していない。(翻訳・編集/KT)

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