<サッカー>日本の育成システムを学べ、青少年の年代別リーグを開催―中国

Record China    2010年7月12日(月) 9時1分

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9日、中国メディアは中国サッカー協会が日本式のユース育成制度を整備すると報じた。U13、U15、U17の全国リーグを開催し、決勝大会には日韓のチームも招聘するという。写真は今年7月、中国ユース代表のキャンプ。

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2010年7月9日、網易は中国サッカー協会が日本式のユース育成制度を整備すると報じた。U13(13歳以下)、U15、U17の全国リーグを開催し、決勝大会には日韓のチームも招聘するという。

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中国のユースチーム33人は全国170人からの選抜だが、日本は12万人もの選手から選ばれている。まさにこの点にこそ日中の差が存在する。各年代の日本代表が目覚ましい活躍を見せているのも、育成という基盤が大きく関係していると言えよう。

代表強化のカギを握るのは青少年の育成だ。そのことをよく理解する中国サッカー界トップの韋迪(ウェイ・ディー)氏は、日本にならった青少年選手育成制度構築を決意した。省・市のリーグ、全国を4ブロックに分けた地域リーグ、全国決勝大会の3段階が整備され、決勝大会には日韓のチームも招聘する。

2011年から始まる年代別リーグには最低でも1000万元(約1億3000万円)の予算が必要となるだけに、サッカー協会、そして中国国家体育総局の決意が読み止めれる。8〜10年の時間をかけ、中国サッカー界に質の変化を促し、日韓などアジアトップ級に追いつく計画だ。

一方で課題となるのは年齢詐称問題だ。中国サッカー協会もこの点をよく理解している。この点でも日本にならい、海外留学や遠征の機会を得るのは優勝チームではなく、決勝大会の優秀選手を集めた選抜チームになるという。

また、中国スーパーリーグ、中国甲級リーグのプロクラブに対して、サテライトチーム設立とリーグ戦開催も義務づけられた。今年後半にも日程が決まることになる。詳細についてはまだ多くの選択肢が残されており、今後詰められることになる。(翻訳・編集/KT)

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