2010年6月25日、解放軍報によると、広東省広州軍区のある部隊で「内務条例」を発令し、軍人によるインターネット上におけるサイト、ホームページ、ブログ、フォーラムの開設を禁止する。

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記事によると、新たな内務条例では、軍人によるインターネットを利用した外部との接触に関し、ネット上で軍人の身分を明らかにしているか否かに関係なく、一律にサイト、ホームページ、ブログ、フォーラムの開設を明確に禁止している。

主な関連条例は次の通り。

●新「内務条例」205条7項：インターネットに接続できる環境下にあるコンピューター上に、軍人の身分を示す関連データを保存することを厳禁する。

●新「内務条例」135条：軍人は大衆メディア上において求婚、求職及び交流をしてはならない。インターネット上でサイト、ホームページ、ブログ、フォーラムの開設をしてはならない。

●新「紀律条例」93条：規定に違反して携帯電話を使用した、あるいはインターネットを使用した場合、状況が軽いものに対しては警告、厳重警告処分を与える。状況が比較的深刻なものに対しては、過失の記録、あるいは重過失として記録する。状況が深刻なものに対しては降格（級）、降職（級）処分とする。

軍政治委員の万龍（ワン・ロン）氏は、新内務条例の学習大会の席で、新たな入隊者を前に、「ネットの世界は複雑でわれわれが想像し得ないことが起こる。ネット上の罠にはまらないように」と呼びかけた。大会後、入隊予定者は自身のサイトなどを全て削除したという。（翻訳・編集/HA）