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12月4日に小学生6人が突然死したことに関する調査結果が発表された。それによると生徒たちは、発電機から出る一酸化炭素中毒で死亡したことが分かった。
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2006年12月8日、山西(さんせい)省臨汾(りんぷん)市蒲(プー)県にある南輝(ナンフイ)村教育基地で、今月4日の夜に小学生6人が突然死したことについて、6人が吐いたものの検査結果が発表された。それによると、これらの小学生6人の死亡原因は、一酸化炭素中毒であることが分かった。
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この事件の発生後、臨汾市の食品安全検査委員会の責任者がすぐに現場を訪れ、6人が吐いたものを太原(たいげん)市と北京市の検査機関へ送っていた。8日の明け方、太原市と北京市の検査機関が出した結果によると、小学生らは一酸化炭素中毒で死亡したことで一致したという。
南輝村の教育基地の学生寮の隣に、3000wの発電機が1台ある。山西省公安庁の副庁長の話によると4日の夜、学校は発電機を使って発電した。この発電室と学生の寝室の間には木の板しかなかったため、発電機が作動中に排出した一酸化炭素が、直接生徒たちの部屋に入った。生徒たちはこれにより死亡したのだという。現在地方政府は、学校の責任を追求している。
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