2010年6月19日、北京市でチャリティーイベントに出席した香港人女優ロザムンド・クワン（關之琳）が、映画界からの完全引退を宣言した。NOWnewsが伝えた。

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香港映画史上最高の美女と言われるロザムンドは、ジャッキー・チェン映画やジェット・リー主演「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズで日本でも知られる。2004年の映画「做頭」を最後に、ここ数年はCMでしか姿を見せず、以前から「CM契約が切れたら継続しない」と引退をほのめかしていた。

北京市で行われたチャリティーイベントに出席したロザムンドは、女優業にはすでに嫌気がさしていると話し、完全引退を宣言。デビューから約30年で今年47歳とはいえ、その美貌は衰え知らずの“トップ美女”だけに、「皆にいい印象だけ残して去りたい」と心の内を明かした。

最近では不動産業で成功し、総資産は20億台湾ドル（約56億円）とも言われる。現在の関心事はもっぱら不動産投資で、今後とも同事業を続けながらチャリティーにも積極的に参加していくつもりだという。(翻訳・編集/Mathilda)