Record China 2010年6月20日(日) 16時57分
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17日、網易記者は北朝鮮が南アフリカW杯でのホームベースとするヨハネスブルクのホテルを訪ねた。写真は09年6月、ワールドカップ予選を終え帰国の途につく北朝鮮代表。
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2010年6月、「北朝鮮代表選手4人が失踪」とのニュースが世界に伝えられた。その真偽を確かめるべく、17日、網易記者は北朝鮮が南アフリカW杯でのホームベースとするヨハネスブルクのホテルを訪ねた。19日、網易が伝えた。
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午後3時、ホテルを訪問した。駐車場の北朝鮮代表バスの周囲には警察犬を連れ銃を持った警官が数人いた。4時から練習に向かう予定だ。ホテル入り口、ロビーには北朝鮮国旗が掲げられている。
外界から謝絶された世界が広がっているのかと思いきや、ホテルの中は普通そのもの。ロビーのソファーや脇のバーには多くの人がいたが、アジア人はほんの数人しかいなかった。それも北朝鮮関係者ではないようだ。ホテル・フロントの話によると、ホテル全体ではなく、一部のみを借りているという。貸し切り区間に入るにはカードキーのチェックが必要となる。
ホテル従業員によると、北朝鮮の選手とはほとんど交流がないという。専属の料理人を連れて来ており、ホテルの食事を食べることはない。ホテルのプールやスパなども一切使用していないのだとか。
ホテルで北朝鮮のアシスタントコーチの話を聞くことができた。選手失踪について聞くと、非常に驚いた様子で、全選手がそろっていると話し否定した。またロビーでは数人の在日朝鮮人記者の話を聞くことができた。朝鮮総連関連のスタッフだという。
時間になると、北朝鮮代表選手たちは続々とロビーに集まってきた。在日朝鮮人記者とは親しいようすであいさつを交わしている。イタリアのレジェア社がユニフォーム提供スポンサーになったが、選手たちの着ているブランドはさまざま。中には中国ブランドを身に着けている選手もいた。
他の選手たちが全員バスに乗り込んだ後、登場したのがエースFWチョン・テセ。冬の寒さ厳しい南アフリカだが、短パンのユニフォームだけ着ている。その身体は見るからにがっしりしていた。チョン・テセが乗り込んだ後、バスは武装警察の先導の下、発車した。(翻訳・編集/KT)
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