Record China 2006年12月8日(金) 13時37分
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気象衛星「風雲2号D」が、キャリアロケット「長征3号甲」によって打ち上げられ、無事軌道に乗った。設計士の話によると、この衛星は北京オリンピック時の気象観測で存分に活躍する予定だそうだ。
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2006年12月8日、北京時間の午前8時53分、四川(しせん)省西昌(シーチャン)衛星発射センターから、キャリアロケット「長征3号甲」による気象衛星「風雲2号D」の打ち上げが行われ、予定通り軌道に乗せることに成功した。
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この「風雲2号D」と、現在順調に運航している「風雲2号C」の気象衛星、これら2つの衛星からの映像を合わせると、地表の立体的な観測が実現できるという。
今回打ち上げられた気象衛星「風雲2号D」は、中国航天科技集団会社に所属する上海航天科技研究院を中心に開発されたもの。この衛星はどんな天候の場所でも、地球の気象観測が連続で可能だという。衛星は高さ1.6m(アンテナを含むと3.1m)、直径2.1mの円柱体をしており、重さは1.39t。利用者は中国の気象局である。
衛星の総設計士、上海航天技術研究院の李卿(リーチン)研究員は、メディアの取材に対し『気象衛星「風雲2号D」には、2008年北京オリンピックの気象を観察するという重要な任務がある。万全の態勢でオリンピックへのサービスを提供する』とコメントした。
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