2010年6月14日、ついに開幕したサッカー南アフリカW杯。中国サポーターのハートに火をつけたばかりか、その財布のひもを緩ませる力もあるようだ。新華網が伝えた。

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中国最大のソーシャルネットワークサービス・人人網は、「W杯サポーターの観戦と消費」に関するネットアンケート調査を実施、20万人弱が回答した。4年に1度のビッグイベントについつい財布のひもが緩くなっていることが明らかとなった。外食分野ではサポーターの67％が1回あたり50〜100元（約670〜1340円）を消費すると回答した。100〜200元（約1340〜2680円）が24％、200元以上も9％に上った。

「デパートやスーパーでは『W杯』グッズを販売中です。購入しますか？」との設問には71％が「購入する」と回答した。欲しいものは？との質問に、記念品との回答が49％、ユニフォームレプリカなどスポーツ用品が42％、モニターやMP4などデジタル製品との回答が5％を占めた。またハイビジョンテレビ、エアコンなどの家電を買いたいという回答も3％に達した。「例年と比べて出費は増えますか」との設問には51％が状況次第と答え、28％が増える、21％が増えないとした。

5月1日からの黄金週が終わると、テレビ販売は10月1日の国慶節までオフシーズンに突入するのが常。しかし今年はW杯の影響で好調な売れ行きを記録しているという。一方、カラオケやバー、レストランでは大型スクリーンを使ってW杯関連イベントを開催する店も多い。（翻訳・編集/KT）