収賄・資金洗浄事件で陳水扁前総統と夫人に控訴審判決=懲役20年に減刑―台湾

Record China    2010年6月12日(土) 15時4分

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11日、台湾高裁で、収賄や横領などの罪に問われていた陳水扁前総統と夫人に対する控訴審判決が下された。陳前総統の量刑は一審の無期懲役から懲役20年に減刑された。写真は09年1月、拘置所内の陳前総統。

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2010年6月11日、台湾高等法院(高裁に相当)で、収賄や横領などの罪に問われていた陳水扁(チェン・シュイビエン)前総統と夫人に対する控訴審判決が下された。陳前総統の量刑は一審の無期懲役から懲役20年に減刑された。新華網が伝えた。

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09年9月の一審判決では、汚職、マネーロンダリング、収賄、公文書偽造など陳前総統の罪状を認定。無期懲役、罰金2億台湾ドル(約5億6600万円)を命じた。その妻・呉淑珍(ウー・シュージェン)被告も汚職、公文書偽造などの罪状が認定され、無期懲役、罰金3億台湾ドル(約8億4900万円)が課されている。

控訴審では認定された汚職金額が減少、減刑となった。陳前総統には懲役20年、罰金1億7000万台湾ドル(約4億8100万円)、呉被告には懲役20年、罰金2億台湾ドル(約5億6600万円)が言い渡された。

また、11日には陳前総統の長男・陳致中(チェン・ジージョン)被告とその妻・黄睿[青見](ホアン・ルイリャン)被告の控訴審判決も言い渡された。陳被告には懲役1年2か月、罰金3000万台湾ドル(約8490万円)、黄被告には執行猶予4年懲役1年、罰金2000万元(約5660万円)が言い渡された。(翻訳・編集/KT)

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