Record China 2006年12月7日(木) 16時39分
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山西省臨汾市にある南輝村教育基地で、学校に寄宿している児童6人が突然死していたことがわかった。現在、食虫毒か毒物によるものか、死因についての調査が進められている。
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2006年12月4日の夜、山西(さんせい)省臨汾(りんぷん)市蒲(プー)県にある南輝(ナンフイ)村教育基地で、小学生6人が突然死したことがわかった。教育基地では、地元・南輝村のほか、周辺村落の児童が学んでいる。現在、1〜2年生は11人で、その内5人は地元・南輝村、ほか6人は周辺にある3つの村落から来た児童。今回死亡が確認されたのは、この6人だという。
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蒲県人民病院急診室の看護婦長・賀(ホー)さんの話によると、6人の児童は、12月4日の午後8時30分ごろから体調が悪くなり始め、午後9時40分ごろに病院に運ばれてきたという。6人はみな一様に顔色が青白く、瞳孔が開いている状態だった。診察をしたところ、男の子2人、女の子4人の全員がすでに死亡していた。
村の住民によると、彼らは普段、午後6時ごろに学校の食堂で食事を取り、8時30分には寝るという。しかし、死亡が確認された4日は、8時30分を過ぎても電気が消えていなかったため、宿直の先生が彼らの寝室を訪れたところ、児童たちは意識不明に陥っていたのだという。
事件の発生後、臨汾市の食品安全検査委員会の責任者がすぐに現場へ訪れ、6人が吐いたものを太原市と北京市の検査機関へ送った。今回の事件は、食中毒によるものなのか、毒物によるものなのか、検査の結果が待たれている。また、地元警察も慎重に調査を進めている。
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