中国の「前庭」黄海で米空母が演習へ=米韓合同軍事演習に強い批判―中国紙

Record China    2010年6月10日(木) 22時26分

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2010年6月、黄海での米韓合同軍事演習に米原子力空母・ワシントン及び原子力潜水艦が参加する見通しとなった。中国のネットユーザーは中国の「前庭」黄海に米空母が侵入することに強く反発している。写真は黄海で行われた中国人民解放軍空軍と病院船の合同演習。

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2010年6月、韓国メディアは今週予定されていた黄海での米韓合同軍事演習が月末に延期されると報じた。演習には米原子力空母・ワシントン及び原子力潜水艦が参加する見通し。中国のネットユーザーは中国の「前庭」黄海に米空母が侵入することに強く反発している。9日、環球時報が伝えた。

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演習は韓国の哨戒艦沈没事故を受けてのもの。北朝鮮に圧力を加える狙いがあると見られる。8日、環球網は「黄海での米韓合同軍事演習は中国にとっての脅威か」を問うネットアンケートを実施した。9日午後4時時点で2万5198人が参加。96%が「脅威」と回答した。

ネットユーザーが書き込んだコメントでは「強硬な対応を示すべきだ」との意見が多数を占めた。あるネットユーザーは世界中が「無頼国家」米国に悩まされている、「恥知らずの極みだ」と強く批判した。また別のネットユーザーは「米国は今、探りを入れているのだろう。強い反発を見せなければもっとひどいことをしてくるのでは」と不安視している。

哨戒艦問題によって韓国が感じた不安感は理解できるが、しかし対抗手段として異常な方法を採用し地域の緊張を高めることは許されないと環球時報は指摘。もし韓国が米空母を導き入れて、黄海で武力を誇示するようなことがあれば、中国での韓国イメージは傷つき、韓国の国家利益を損なうことにつながると警告した。(翻訳・編集/KT)

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