Record China 2010年6月8日(火) 11時32分
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8日、新文化報は、菅直人政権に入閣した蓮舫氏に関する記事「日本版ヒラリー=中国というルーツを忘れず」を掲載した。中国の一部ネットユーザーは蓮舫氏の入閣に冷ややかな態度を示している。写真は菅直人内閣の主要閣僚。
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2010年6月8日、新文化報は、菅直人政権に入閣した蓮舫氏に関する記事「日本版ヒラリー=中国というルーツを忘れず」を掲載した。
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蓮舫氏は台湾人の父と日本人の母を持つハーフ。グラビアアイドル、女優、キャスターとして芸能界で活躍した後、政治家に転身。2004年に初当選を果たした。昨年の政権交代後、事業仕分けで頭角を現し、ついに行政刷新相の重責を担うことになった。
日本で生まれ育ち、ついには国会議員、閣僚となった蓮舫氏。この「日本版ヒラリー・クリントン」はしかし中国というルーツを忘れていないという。昨年8月、芸能界を離れた理由について質問された蓮舫氏は、自分の場所を得たかった、自分のルーツについて考えたかったと答えている。また戸籍上の本名である「村田蓮舫」ではなく、父方の姓をとった「謝蓮舫」という名前を今でもよく使っている。さらに中国留学の経験もあり、流暢な中国語を話す。
新文化報をはじめ、中国メディアが日本初の中国系閣僚の誕生に好意的な記事を寄せる一方で、ネットユーザーからは冷ややかな反応もある。蓮舫氏自身は民主党の立場である「一つの中国原則」を支持しているが、2004年に台湾の李登輝元総統と会見したことから、「台湾独立派」だとして反発する人も少なくないようだ。(翻訳・編集/KT)
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