Record China 2010年6月7日(月) 10時13分
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4日、広東省内に全国最多の60万2000か所の環境汚染源が存在することが明らかになった。中でも珠江デルタに汚染源が集中しているという。写真は南京市中心部を走る車。
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2010年6月4日、広東省汚染源調査チームは記者会見を行い、同省内に全国最多の60万2000か所の汚染源が存在することを明らかにした。5日付で新快報が伝えた。
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記事によると、同省で4万5000人を超える調査員と調査指導員からなる大規模な調査が、工業汚染源、農業汚染源、生活汚染源、汚染物質処理場などを対象に、3年にわたって行われた。その結果、同省には60万2000か所の汚染源が存在することが明らかになった。中国の総汚染源数が592万6000か所だとされることから、広東省だけで全国の10%を占めることになる。
また、同省内で最も汚染源の多い地域は珠江デルタの各都市で、工場の多い佛山市、深セン市、東莞市、広州市、中山市が上位5位を占めた。さらに、珠江デルタで排出される自動車の排気ガス量は、省全体の総排出量の半分以上を占めることも分かった。
同省環境保護局の関係者によると、最大の生活汚染源は人口過多によるCO2排出量の増大だという。生活者1人当たりの毎日の化学的酸素要求量(COD)を90グラムと仮定し、(約1億人の)省人口でかけると排出量は驚愕の数値となる。飲食業全体で排出される油煙も空気汚染や水質汚染の元凶になっているという。(翻訳・編集/本郷)
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