09年の軍備費、中国が米国に次ぎ2位―スウェーデン研究所

Record China    2010年6月5日(土) 11時0分

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2日、スウェーデンの研究機関はこのほど、09年の世界全体における軍備費が総額1兆5000億ドルだったとする報告書を発表した。写真は中国軍。

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2010年6月、英紙ガーディアンによると、スウェーデンの研究機関「ストックホルム国際平和研究所」(SIPRI)が発表した報告書で、2009年の世界全体における軍備費が総額1兆5000億ドル(前年比+5.9%)だったということが分かった。環球時報が2日付で伝えた。

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SIPRIの報告書によれば、総額1兆5000億ドルのうち、アメリカが6610億ドルと過半を占める。中国はアメリカに次いで2番目に多く、1000億ドル前後と見られている。フランスは639億ドル、イギリス533億ドル、ロシア533億ドル、日本518億ドルと続く。軍事費の増加がもっとも著しいのはアジア諸国で、中国とこれに次ぐインドが顕著だという。また、SIPRIは、過去10年で世界全体の軍事費が50%以上も増えているとしている。

このほか、SIPRIの報告書は、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、インド、パキスタン、イスラエルの8か国が保有する配備可能な核兵器が8000発にのぼると指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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