生活の質高い都市ランキング、ウィーンが世界1位に―英国メディア

2010年5月26日、英紙デイリー・メール(電子版)によると、米コンサルタント会社ウィリアム・M・マーサー（William M．Mercer）社が、都市別の「2010年度・生活の質ランキング(World-Wide Quality of Life Survey)」を発表した。1位はオーストリアの首都で「音楽の都」とも呼ばれるウィーン。31日、新華網が報じた。

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ランキングは世界211都市を対象に、インフラや社会・政治環境、医療システムなど10項目について調査を行った結果によるもの。世界的に経済が衰退する中、1位のウィーンのみならず、スイスのチューリッヒ（2位）やジュネーブ（3位）など、欧州の一部都市がランキングで軒並み高い評価を維持。ドイツからもデュッセルドルフ、ミュンヘン、フランクフルトがトップ10入りしており、上位25位のうち、欧州から16都市がランクインした。

アジアからは、シンガポールが28位でアジア最高。日本の都市は東京40位、横浜41位、大阪51位、名古屋57位。中国から香港が71位にランクされたほか、上海98位、北京114位。

前回調査に続き、最下位に選ばれたのはイラクのバグダッドだった。（翻訳・編集/岡田）