<中国首相訪日>「今回は『おくりびと』観てきた」=来日前の日本映画での”予習”で

Record China    2010年5月31日(月) 10時47分

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2010年5月30日、温家宝首相は東京に到着、3日間の日本訪問を開始した。30日夜は日中友好団体などが主催するパーティーに出席した。写真は今年4月、第29回香港金像賞授賞式に出席した滝田洋二郎監督。「おくりびと」は最優秀アジア映画賞を受賞した。

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2010年5月30日、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相は東京に到着、3日間の日本訪問を開始した。30日夜は日中友好団体、在日華僑団体主催のパーティーに出席した。30日、中国日報が伝えた。

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席上、日中の歴史問題に触れた温家宝首相は、「(中国は)日本の戦後平和路線を評価しており、今後もこの路線を堅持することを望んでいる」と発言した。次代に憎しみを伝えない未来志向の関係を訴え、「友情は取り戻せる。そしてより深めることができる」と強調した。

パーティーでは裏話も紹介された。温首相は日本文化を理解する予習として、激務の合間を縫って映画を見ることにしているのだとか。2007年の前回訪問の前に見た映画は「三丁目の夕日」。そして今回見た映画は「おくりびと」だという。「生と死をテーマにしていますが、その背景には倫理と東洋の文化がありました」とコメントした。(翻訳・編集/KT)

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