Record China 2010年5月24日(月) 13時10分
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23日、他人の携帯電話の話し声を耳障りだと感じるのは会話の内容が半分しか聞こえないことが原因であることが、米コーネル大学の研究によって明らかになった。写真は3月、江蘇省南京市の街中で携帯電話で話す人。
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2010年5月23日、他人の携帯電話の話し声を耳障りだと感じるのは会話の内容が半分しか聞こえないことが原因であることが、米コーネル大学の研究によって明らかになった。新華網が伝えた。
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研究チームは大学生41人に、他人の携帯電話の会話を聞きながら集中力を測るテストを受けてもらった。その結果、会話が片方しか聞こえない場合と双方の会話が聞こえる場合とでは、片方しか聞こえない場合の方がそれに気を取られて集中力が低下するということが分かった。
20日付ロイター通信によると、研究チームの一員である同大のローレン・エンバーソン氏は「双方の会話が全て聞こえる時と比べ、片方しか聞こえない時は注意力を他に移すことが難しくなる。かといって、聞こえてくるものはどうしようもない」とし、これが他人の携帯電話の声を耳障りだと感じる原因だと説明した。
人間は断片的に聞こえてきた会話から、その全容を理解しようとしたり、話し手が次に何を話すのか予測しようとしたりするが、会話の半分だと情報が少なすぎるため予測が不可能になる。それでさらに集中して聞こうとするため、手元のことが疎かになると同氏は指摘した。研究成果は専門誌サイコロジカル・サイエンスに掲載される。(翻訳・編集/NN)
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