中央政府が新疆開発に乗り出す、「カシュガル経済特区」建設へ―中国

Record China    2010年5月21日(金) 17時8分

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20日、北京市で新疆ウイグル自治区開発に関する中央会議が開かれ、同自治区のカシュガル市を「カシュガル経済特区」として開発することが決められた。写真はカシュガル市。

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2010年5月20日、北京市で新疆ウイグル自治区開発に関する中央会議が開かれ、同自治区のカシュガル市を「カシュガル経済特区」として開発することなどが決められた。人民日報(電子版)が伝えた。

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中国政府の政策として正式にカシュガル開発が決定された形だ。カシュガル市は中国の最西端に位置する市で、ウイグル族など少数民族が多く住む。記事は、この一大チャンス到来に同市政府が沸く様子を伝えている。同市トップの記曽存(ジー・ゾンツン)市委員会書記も、「『東に新セン、西にカシュガルあり』と言われる都市建設を目指す。国家により『中国カシュガル経済特区』を設立し、東南アジア、南アジア、西アジアの巨大な市場に向けて発展を加速、大国際都市の建設に力を尽くす」とその意気込みをあらわにした。

記事はこの決定を「新疆ウイグル自治区の各民族、各人民の心を鼓舞し歓喜を与えた」との表現で伝え、今回の会議が新疆開発に歴史的な転機をもたらしたことを強調した。(翻訳・編集/津野尾)

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