「中国人はパートナー」が半数、対中強硬意見の減少続く―インド

Record China    2010年5月24日(月) 16時9分

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17日、インドで中国に対する強硬的な見方が弱まっている。15日に行われた中国・インドフォーラムでは、意識調査の結果が両国政府関係者や研究者らの注目を集めた。写真は上海万博インド館でのイベント。

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2010年5月17日、環球時報によると、インドでは中国に対する強硬的な見方が徐々に弱まっている。今月15日に北京で行われた第2回中国・インドフォーラムでは、両国で行われた意識調査の結果に見られる変化が、政府関係者や研究者らの注目を集めた。

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中国とインド両国の人々はお互いにどのように見ているか。中国の市場調査大手・零点研究諮詢集団(Horizon)が公表した意識調査の結果によれば、インドでは43%が中国を「パートナー」と見ており、「敵国」と見ている人は23%にとどまった。また、インド人の33%が「中国は将来、米国に代わる存在になる」と見ており、多くのインド人が中国へビジネスや観光で訪れたいと考えているという。

インドにおける対中強硬意見の減少は、2010年に入ってから顕著になった。前年に両国首脳の交流が活発化し、政府間の協力関係が深まったことが影響しているという。

中国人にとってのインド観も変化しつつある。調査によれば、中国人の45%がインドに対して好意を抱いているなど、肯定的な見方が増えている。が、その一方で「インドは米国、日本に次ぐ第3の脅威」と見る人も多く、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の中で「成長が遅く、最も弱小な国」と見る人も一部いたという。(翻訳・編集/岡田)

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