Record China 2010年5月17日(月) 17時2分
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16日、従業員の飛び降り自殺が相次いでいる台湾系電子機器・コンピュータ部品メーカー最大手の富士康(フォックスコン)深セン工場が、心理カウンセラーを置くなど自殺防止対策に乗り出した。写真は3月1日、女性従業員の募集受付に殺到した応募者たち。
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2010年5月16日、従業員の飛び降り自殺が相次いでいる台湾系電子機器・コンピュータ部品メーカー最大手の富士康(フォックスコン)深セン工場が、心理カウンセラーを置くなど自殺防止対策に乗り出した。中国広播網が伝えた。
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同社深セン工場では今年1月から未遂2件を含む9件の自殺事件が発生し、数々の疑惑や憶測が流れている。ネット上では過酷な労働環境によるものとの批判も噴出しているが、記事によれば、同社広報責任者の劉坤(リウ・クン)氏は「夢と希望を持って入社した我が社の従業員こそがこの問題に答える権利がある」と述べ、正面きっての反論はしなかった。
劉氏は9人の自殺(未遂を含む)について、「恋愛や家庭の問題などそれぞれが悩みを抱えていた個別の事件」とし、関連性を否定した上で、自殺防止対策として悩みを抱える従業員向けの相談ホットラインや気軽にストレス発散できる特別室を開設したと述べた。ホットラインには1日20件近い相談が寄せられているという。
同社ではこのほか、4月から同僚の自殺の危険性を事前に通報し、回避することが出来た場合、通報者に報奨金として200元(約2700円)を支払うシステムを導入、これまでに30人近くの自殺阻止に成功したという。(翻訳・編集/NN)
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