富士康従業員の飛び降り自殺事件、すでに9件目―中国

Record China    2010年5月16日(日) 13時12分

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15日、深セン市に工場がある台湾系の電子機器・コンピュータ部品メーカー最大手・富士康(フォクスコン)で、従業員による飛び降り自殺が相次いでいる。写真は富士康の社員。

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2010年5月15日、羊城晩報によると、深セン市に工場がある台湾系の電子機器・コンピュータ部品メーカー最大手・富士康(フォクスコン)で、従業員による飛び降り自殺が相次いでいる。

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記事によると日本時間14日深夜、同社の北門付近の従業員寮で、7階から21歳の男性が飛び降りる事件が起きた。男性はすぐに病院へ搬送されたが約1時間後に死亡が確認されたという。今回を含め、富士康では既に同様の事件が9件も発生している。

今回の事件では、死亡した男性の体に刃物で切られた傷が4か所確認されており、男性が飛び降りた宿舎の7階の天井には血痕も発見された。男性の住んでいた寮は8人が同室となっているが、あるルームメートは「男性は夜勤専門で、部門も違うため、ほとんど口を利いたことがなかった」と語っている。(翻訳・編集/津野尾)

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