2010年5月10日、韓国海軍哨戒艦「天安（チョンアン）」の船体などから魚雷に使用される高性能爆薬「RDX（ヘキソーゲン）」が検出されたことを受け、韓国の外交通商省報道官は「中国が適切な措置を取ることを期待する」と述べた。11日付で浙江在線が伝えた。

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韓国の金泰栄（キム・テヨン）国防相は10日、沈没した「天安」の船体切断部分や海底から検出された火薬が「RDX」だったことを明らかにした。製造国の特定には至っていないが、「ほぼ世界中で広く使われている火薬。欧米諸国だけで使われているわけではない」と述べた。

これを受け、韓国外交通商省の報道官は「すべての調査結果と韓国政府の立場を中国、ロシア、日本に伝えた。この3国が6か国協議で一致した行動を取ることを期待する」とした上で、「これらの情報を踏まえ、中国が適切な措置を取ることを信じている」と述べた。

また、これに先立ち、米国と中国が沈没原因の調査結果を待って6か国協議の再開を考えるとの立場を示したことも伝えられている。（翻訳・編集/NN）