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瀋陽市に建設された、金融博物館の一般公開が開始した。古今東西の金融に関する資料や、昔の金融機関の様子を再現した展示は見ごたえがある。
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2006年12月1日、遼寧(りょうねい)省瀋陽(しんよう)市で、瀋陽金融博物館がオープンした。この金融博物館は、総面積7000平方メートル、その内、展示館は5100平方メートル。金融専門の博物館としては、中国国内で最大規模のものとなる。
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展示館では、国内をはじめ世界各地から集められた1200点以上もの金融に関する資料を展示している。現代のものから歴史的なものまで揃えられ、貴重な文化財も少なくないという。館内は、金融の歴史、中国東北部の金融、私営金融機関、貨幣の歴史、金融のテーマパークといった7つのコーナーから構成されている。特徴的なのは、およそ80体もの人形が使われ、昔の金融機関の様子を再現していることだ。なかには、お金持ちの夫妻とそのスキを狙う泥棒といったユニークな場面まであり、見学者は、まるでその現場にいるかのような臨場感が味わえる。
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