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中国で初めて都市名をつけられた飛行機「瀋陽号」が、中国南部の深セン市から基地である北部の瀋陽市に到着した。深セン航空の新しい旅客機として、今後の活躍が期待されている。
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2006年11月30日の午後1時11分、機体に「瀋陽号」と書かれた旅客機が、遼寧(りょうねい)省瀋陽(しんよう)桃仙国際空港に無事到着した。この瀋陽号は、広東(かんとん)省深セン市を旅立ち瀋陽に着いたもので、深セン航空(深航)のスケジュールによって、これから中国各地に飛ぶという。
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深航の職員によると、この瀋陽号は国内で初めて都市名をつけられた飛行機というだけでなく、深航瀋陽基地の新メンバーでもある。同機は現時点で最新のA319旅客機であり、主に来月の4つの新線路で利用される予定だ。
現在深航では、エコノミークラスを快適にする改造作業が進められている。瀋陽号もこの改造の後、全127席のうちビジネスクラスは8席のみで、ほか119席がエコノミークラスとなった。深航の李(リー)副総裁によると、深航は瀋陽基地を北方の中心基地と位置づけ、同時に瀋陽から国内外各都市へのさらに多くの線路を開いていくつもりだ。瀋陽号も全国各地で活躍することになるという。
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