金総書記の訪中、経済支援の獲得が最大の狙いか―中国メディア

Record China    2010年5月4日(火) 14時20分

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北朝鮮の金正日総書記が3日、特別列車で中国入りし、4年ぶりの訪中を開始した。大連を視察後、北京で首脳会談を行い、核問題をめぐる6カ国協議などについて意見交換するとみられる。写真は2日、丹東入りした北朝鮮「血の海(ピバダ)歌劇団」の団員。

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2010年5月3日早朝、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が特別列車で中国入りし、4年ぶりの訪中を開始した。大連を視察後、北京で首脳会談を行い、核問題をめぐる6カ国協議などについて意見交換するとみられる。4日、黒竜江省のニュースサイト・東北網が韓国メディアの報道として伝えた。

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記事によれば、金総書記は3日午前5時20分ごろ(現地時間、以下同)、特別列車で中国の対北朝鮮国境の街・遼寧省丹東市に到着。同日9時40分ごろ、同省大連市に入った。金総書記一行はその後、15台の乗用車に分乗し、市中心部にあるホテルに到着。大連市内は同日9時から約1時間、交通規制が敷かれた。大連訪問の背景には、北朝鮮の羅津港建設計画など中朝経済協力や対北朝鮮投資問題が関係しているとみられる。

金総書記は大連に1泊した後、瀋陽を経由して北京を訪れ、中国首脳と核問題をめぐる6カ国協議や韓国の哨戒艦「天安」沈没事故、北朝鮮への経済支援問題などについて意見交換するとみられる。

これに先立ち、2日には北朝鮮の「血の海(ピバダ)歌劇団」の団員198人が6日から9日まで北京で北朝鮮版「紅楼夢」を公演するため、丹東入りした。(翻訳・編集/NN)

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