Record China 2010年4月26日(月) 16時44分
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20日、北京で開催された「中国都市化発展戦略フォーラム」で、中国の都市化速度は年平均0.7〜0.8ポイントが望ましいと報告された。写真は甘粛省蘭州市。
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2010年4月20日、北京で開催された「中国都市化発展戦略フォーラム」で、中国の都市化速度は年平均0.7〜0.8ポイントが望ましいと報告された。中国新聞網が伝えた。
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同フォーラムは国家発展改革委員会発展計画局とアジア開発銀行東アジア局が合同で開催した。中国都市・小城鎮改革発展センターの李鉄(リー・ティエ)主任、国務院発展研究センター農村部の韓俊(ハン・ジュン)部長、北京大学の周一星(ジョウ・イーシン)教授らが、「十二五」(第12次5か年計画、2011年〜2015年)における中国の都市発展計画について意見を発表した。出席した専門家は約70人。
同委員会によれば、都市化の一般的な法則に従えば、都市化率が30%に達すると都市化の速度が速まり、70%に達すると落着きを取り戻す。中国の08年の都市化率は45.7%で、現在はちょうどこの加速期の前半にあたる。また、中国社会科学院が先日発表した「マクロ経済白書」は、中国の現在の都市化速度は13年前後(12年〜16年)から減速に転じ、その後は都市化率68%前後を維持すると予測している。
専門家の多くは、中国は急速な都市化と流動人口の増加に直面し、長く固定されてきた都市と農村の二元構造が社会保障・行政管理・人口管理などの面で実情にそぐわない部分が増えていると実感。09年に農村から都市へ流入した出稼ぎ農民は約1億4500万人に達し、すでに都市化の主体となっていることから、戸籍に縛られた現行の社会保障制度を改善し、出稼ぎ農民を都市の「市民」として認めるような制度を導入すべきとの意見も多数出された。(翻訳・編集/NN)
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