中国、4か月連続で米国債保有残高を減少も首位を保持=2位は日本―米財務省

Record China    2010年4月17日(土) 11時21分

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15日、米財務省は、米国債の国別保有残高を発表した。中国は4か月連続の減少となったが、保有残高首位の座は保持した。2位・日本、3位・英国はいずれも保有残高を増やした。写真は米ドルと人民元。

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2010年4月15日、米財務省は、米国債の国別保有残高を発表した。中国は4か月連続の減少となった。16日、中国新聞社が伝えた。

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米財務省の国際資本流動報告によると、2月期、中国の米国債保有残高は8775億ドル(約81兆6000億円)。115億ドル(約1兆700億円)の純減となった。昨年11月期から4か月連続で減少している。

中国では一部で「米国への圧力や報復として米国債を売却するべき」との意見があり、中国の米国債保有残高の推移は注目されている。今年3月、中国国家為替管理局の易鋼(イー・ガン)局長は、「米国債の買い入れ、売却は毎日のように実施していることであり、投資行為に過ぎない。政治問題として見てもらいたくない」とコメントした。

残高を減らしたとはいえ、中国は1位の座を保持している。2位は31億ドル(約2880億円)増の日本、残高は7685億ドル(約71兆4000億円)。3位は252億ドル(約2兆3400億円)増の英国、残高は2317億ドル(約21兆5000億円)。(翻訳・編集/KT)

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