「まるで囚人」、マイクロソフトの中国工場が未成年を酷使=米人権団体が指摘―中国メディア

Record China    2010年4月16日(金) 2時56分

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15日、米人権団体NLCはマイクロソフト社の製造を受託している台湾メーカーの中国工場が大量の未成年を雇用し、劣悪な労働条件で働かせているとの報告を発表した。写真はマイクロソフト製品。

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2010年4月15日、米国の人権団体NLCはマイクロソフト社の製造を受託している台湾メーカーの中国工場が大量の未成年を雇用し、劣悪な労働条件で働かせているとの報告を発表した。IT時代週刊が伝えた。

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NLCが「搾取工場」と批判したのは広東省東莞市内の工場。同工場はマイクロソフト社からマウスなどの製造を受託している。報告によれば、同工場は16〜17歳の「実習生」を大量に雇用し、週に80.5時間働かせているが、時給はわずか50セント。ある労働者はNLCに対し、「自分たちはまるで囚人。働くために生きているようなもの」と話した。

15時間ごとのローテーションで、マウス2000個がノルマ。その間、トイレや水を飲むためにわずか10分の休憩が与えられるが、この時間は無給だという。マイクロソフト社はこの報告について、「すでに調査を開始している」との声明を発表。報告で取り上げられた問題を厳しく調査し、不当な行為を発見した際は適切な救済措置を取るとしている。

同工場はマイクロソフトのほか、米ヒューレット・パッカードや韓国のサムスン、台湾のエイサーなどの部品も製造しているが、マイクロソフト社のウェートが30%を占めるという。(翻訳・編集/NN)

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