都市住民の投資意欲が低下、株や不動産を買い控えへ―中国

Record China    2010年4月16日(金) 13時49分

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14日、中国工商銀行が発表した2010年第1四半期の「工商銀行金融資産運用指数」から、都市住民を中心に投資意欲が消極的になっていることが分かった。写真は株取引をする武漢市民。

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2010年4月14日、中国の4大商業銀行の1つである中国工商銀行が今年第1四半期(1−3月)の「工商銀行金融資産運用指数」を発表。都市住民を中心に投資意欲が低下していることが分かった。新華社通信(電子版)が伝えた。

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公表された指数は116で、現状では「投資意欲は比較的高い」とされる数値を示しているものの、2009年第4四半期の117と比べ1ポイント低下。2009年以降、上昇傾向が続いてきたが、初めて小幅な減少となった。専門家は民間の投資が消極的になってきている表れだと指摘している。

このほか、報告書では都市住民の所有する金融資産運用関連商品の割合が2009年第4四半期の70%から今年第1四半期には62%に低下したことなどが明らかにされているが、主に株式やファンドの所有率が下がったことが原因とされている。

また、今後6か月以内に株式やファンド、不動産などの購入意欲は下がるものの、銀行の金融資産関連商品の購買意欲は継続して上昇すると予測されている。(翻訳・編集/岡田)

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