フェイスブック、中国進出へ向け人材募集開始か?―中国紙

Record China    2010年4月15日(木) 8時57分

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13日、世界最大のSNS・フェイスブックが3カ月以内に中国本土市場に進出するとの報道に関連し、中国国内のヘッドハンティング会社が12日から同社の人材募集を開始した。写真はフェイスブックのログイン画面。

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2010年4月13日付の第一財経日報によると、世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)・フェイスブックが3カ月以内に中国本土市場に進出するとの報道に関連し、中国国内のヘッドハンティング会社が12日から同社の人材募集を開始した。

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ヘッドハンティング会社の担当者は第一財経日報紙に「フェイスブックが招聘を予定しているのは中国地区の総責任者。勤務地は北京市になる」と語った。しかし、同紙は「発表された募集要項を見る限りでは、同社が招聘予定なのはソーシャルゲームの事業責任者で、中国地区総責任者ではない」と指摘し、「フェイスブックの言う『中国への正式な進出』とは、中国市場の開拓ではなく、グーグル社が上海に開設した『Google工程研究院』のような研究機関を設立するという意味だろう」と解説する。さらに「今回の人材募集要項からは、短期間のうちに中国市場で商品を拡販する計画はないと読み取れる」としている。

また、ヘッドハンティング会社の担当者は、フェイスブックが中国市場へ進出するには、まず現地のマネジメントチームを設立して中国サイドの責任者を決めなければ政府との折衝が展開できないため、「まだ準備段階」と語る。管理チームの募集については、「中国国内企業にいる人材は国際的な背景に関する知識・経験が不足しているため、世界的な規模でSNSを展開するMy Space(マイスペース)や中国の大手ポータル・テンセント(騰訊)の関係者からの採用の可能性が最も高い」と語っている。(翻訳・編集/HA)

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