中国の高官に「ネット上で告発され失脚」のケース相次ぐ―シンガポール華字紙

Record China    2010年4月15日(木) 16時49分

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13日、中国で09年以降、高官がネット上で暴露あるいは告発されて処罰を受けるケースが相次いでいるという。写真は南京市江寧区不動産管理局の周久耕局長が吸っているのが発覚し問題となった高級たばこ。

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2010年4月13日、シンガポール華字紙・聯合早報(電子版)は、中国で09年以降、ネット上で暴露あるいは告発されて処罰を受けた高官の数は10人近くに上ると報じた。

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記事によれば、まず筆頭に挙げられるのは、08年12月に問題となった南京市江寧区不動産管理局の周久耕(ジョウ・ジウゴン)局長。周局長が会議の際に超高級タバコを吸い、超高級腕時計をしていた写真がネット掲示板に掲載されたことで汚職が発覚した。09年10月、同市中級人民法院は懲役11年を求刑。この事件はネットユーザーによる反腐敗運動のシンボル的な事件となった。

記事はこのほか、09年6月にハンドルネーム「万州反腐敗倡廉衛士」によって告発された重慶市万州区委組織部の賈在雲(ジア・ザイユン)副部長兼区人事局長の事件、09年12月、引越しの際に1000人以上におひねりを配ったことをユーザーに指摘され、停職になった広東省廉江市公安局の陳錫照(チェン・シージャオ)副局長の事件、今年2月に女性とのみだらな関係を書いた日記がネット上で公開され、停職処分を受けた広西チワン族自治区たばこ専売局の韓峰(ハン・フォン)局長の事件を紹介した。(翻訳・編集/NN)

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