2010年4月6日、米ニュース専門放送局・MSNBC(電子版)によると、「内向的な人は外向的な人よりも仕事上の成功を収める可能性が高い」という研究結果がこのほど発表された。12日付で生命時報が伝えた。

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研究では、約2割の人を内向的な性格とした。人付き合いが苦手で行動は慎重派、神経質なところもある。こうした人は幼少時から物事に対して冷静で、人とは違うことを好み、物事をよく考える傾向があるという。外向的な人と比較して、脳の視覚情報処理をつかさどる部分の働きが活発な上、ディテールへの注視力に優れていると研究者は話す。また、何かを決断するときにも熟慮し、集中力もあるため、仕事の上でうまくいく可能性が高いことが分かった。

研究者はまた、内向的な人は繊細過ぎる点や外的影響を受けやすいといった欠点を克服することで、さらに成功の幅が広がるはずだと話している。（翻訳・編集/岡田）