Record China 2010年4月12日(月) 9時52分
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10日、中国の習近平国家副主席が、今後5年間で石炭使用量を6.2億トン減らすことができるとの見解を示した。これはCO2削減15億トン分に相当する数字だ。写真は山東省徳州市の火力発電所。
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2010年4月10日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家副主席が、09年に中国が発表したCO2削減目標のうちエネルギー消費量を調整しさえすれば、今後5年間で石炭使用量を6.2億トン減らすことができるとの見解を示した。これはCO2削減15億トン分に相当する数字だ。中国新聞網が伝えた。
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習国家副主席が海南島で開かれたボアオ・アジアフォーラム2010の開会式の席上で発言した。習副主席は、06〜09年末までの4年間をみると、累計でエネルギー消費が14.38%、化学的酸素要求量(排水基準に用いられる水質指標)が9.66%、二酸化硫黄排出量が13.44%それぞれ減少したと指摘した。これだけで温室効果ガス9億トン分になるという。
09年、中国は水力発電の発電容量、原子力発電の発電規模(建設中も含む)、発電用ソーラーパネルの総面積のいずれも、世界一となっている。習国家副主席はさらに、05年の数値を基準とした2020年までの達成目標として、「中国国内のCO2排出を40〜45%削減」「消費一次エネルギーに占める非化石燃料の比率を15%以上へと引き上げる」「森林面積の4000万ヘクタール増加」などの目標を提示した。(翻訳・編集/津野尾)
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