Record China 2010年4月11日(日) 8時48分
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9日、中国の不動産価格の上昇によって北京市民の資産が倍増、数十を超える仲介業者が「北京の不動産を売却して海外に移民しよう」とのキャンペーンを進めている。写真は北京、天津、杭州など16都市を巡る不動産購入ツアー。5万人が参加したという。
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2010年4月9日、法制晩報によると、中国の不動産価格の上昇によって北京市民の資産が倍増、数十を超える仲介業者が「北京の不動産を売却して海外に移民しよう」とのキャンペーンを進めている。
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記事によると、「不動産移民」がこの春の中国不動産業界のトレンドだとか。北京市で開催中の春季不動産フェアーで、例年は中古不動産の仲介業者で占められていたスペースが「不動産移民」の看板を掲げた業者に取って代わられているという。各業者は「米国で底買いするのは今」「米国へようこそ!」「投資移民」などの看板を掲げ、「50万ドルの投資でグリーンカードが取得できる」などとPRしている。
ある仲介業者は、「90万元(約1200万円)で北京の住宅が買えますか?それをカナダに持って行けば家族3人の永住権が取得できる」と声を張り上げる。業者の口調は、米国やカナダの永住権取得は野菜を買うのと同じくらい簡単だと思わせる。
北京市に住宅を所有する人々の資産は、不動産価格の上昇とともに増加しており、旧市街の古びた住宅であってもそれを売ればオーストラリアで不動産を購入、かつ家族全員が移民できるという。高所得者の専売特許だった「投資移民」が、普通の北京市民の手に届くまでになってきたという。(翻訳・編集/津野尾)
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