上海市長が訪台、“庶民的”過密スケジュールや“手みやげ”に注目―中国

Record China    2010年4月6日(火) 12時36分

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5日、台北市長の招きに応じ、上海市長が4月6日に台湾を訪れる。現地では上海市長の訪台に注目が集まっている。写真は台北市の庶民的な街並み。

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2010年4月5日、中国新聞社によると、上海市の韓正(ハン・ジョン)市長が6日、台北市の●龍斌(ハオ・ロンビン、●は赤におおざと)市長の招へいで台湾を訪れる。

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上海市・台北市両政府の発表では、韓市長の訪問日程は3泊4日とかなりの過密スケジュールとなっている。「上海-台北都市フォーラム」への出席をはじめ、両市間の協力関係4項目に関する備忘録への調印、台北市中山女子高校の訪問、企業家や専門家との懇親会、市内視察など、台北市内のみならず周辺の台北県や台中市、桃園県も訪れ、精力的な予定が組まれている。

そうした中、現地・台湾メディアは韓市長の訪台に関して「2つの期待がある」と報じている。1つは、あるメディアが「庶民の旅」と形容したように、一般市民の生活にアプローチした訪問日程が組まれていること。韓市長自らが率先して、市内の地下鉄乗車体験や市内の超高層複合ビル「台北101」訪問を希望しているとのことから、一般市民の間で「街中で韓市長とばったり出会うこともあるのでは?」との期待感が高まっている。また、訪問先の高校でのスピーチや在校生らとのやりとりにも注目が集まっているという。

もう1つは韓市長が「どのような手みやげを持参するのか?」という点。2日、韓市長は上海市内で台湾の11メディアの取材に応じ、「“手みやげ”についてはその時までのお楽しみ」と話しており、注目されている。台湾・聯合報や経済日報など一部メディアは、上海虹橋国際空港・台北松山空港間の航空路線開通、あるいは上海万博期間中における人民元(RMB)とニュー台湾ドル(NT$)の為替開放や台湾からの入国緩和などの実施ではないかと報じている。(翻訳・編集/岡田)

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