中国元切り上げ求めるも、「脅しは最良の方法ではない」=為替操作国認定を延期―米国

Record China    2010年4月5日(月) 12時31分

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3日、米財務省は、当初15日に予定されていた主要国・地域の為替政策に関する半期報告書を延期すると発表、中国の為替操作国認定を一時棚上げした。米政府高官によると、延期期間は長期にわたるという。写真は中国の銀行。

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2010年4月3日、米財務省は、当初15日に予定されていた主要国・地域の為替政策に関する半期報告書を延期すると発表、中国の為替操作国認定を一時棚上げした。4日、揚子晩報が伝えた。

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オバマ政権は経済成長を目指し輸出を拡大する方針を示しているが、その中で中国の人民元問題が焦点となった。金融危機以来、人民元は実質的に米ドルとのレートが固定されてきた。米政界からは大幅な切り上げを求める声が上がっている。

中国を為替操作国として認定するのか。米当局の判断が注目を集めてきたが、一時延期と発表された。ニューヨークタイムズはその背景を説明する米高官の発言を掲載した。「中国政府の人民元切り上げ容認を促す方法として脅しが最良の方法ではないと考えた。ゆえに胡錦濤国家主席の核サミット出席後も、長期にわたり認定は下されない」と明かしている。(翻訳・編集/KT)

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